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海外に働きに行く前に・ビザとコトバについて知っておこう2013.10.28

海外で生活するのが当たり前の時代に近づいている?!

海外で生活している人というと、何となく別世界にいる人のように感じがちですよね。

 

平成23年度の外務省の統計によると海外在留日本人は約118万2500人と報告されています。20年前(平成3年度)は66万3千人程しかいなかった海外在留日本人がほぼ毎年増加し、その数字は今や倍近くまで迫ってきています。

 

この統計からも、日本人が海外で生活することが特別ではない時代が近づいているとも言えますね。

 

海外での就職や生活に憧れつつも、何をどうすればいいのかよく分からずに踏み出せない方も多いのではないでしょうか。今回は海外就職で一番気になる就労ビザと言語の問題について考えてみたいと思います。

「この日本人が欲しい」と思われる人材になろう

まず、海外で働く前提として必要なのは「就労ビザ」。観光ビザや留学ビザで就労すると当然ながら違法になります。


ほとんどの場合、雇用主(企業)がビザ申請の手続きをしてくれます。求人情報を確認する際、この「ビザサポート」はあるかどうかを確認しておいたほうがいいでしょう。

 

多くの国では、まず自国の雇用を保証しなくてはいけないので、外国人の雇用に関しては「特別な人材のみ認める」ということになっています。
加えて、リーマンショック以降の景気後退や雇用悪化により、外国人の就労ビザが発給されにくい現状があります。就労ビザを申請するには「日本人のこの人材でなくてはならない」ということをアピールできなくてはなりません。雇用者側にとっても、ビザサポートはなかなかパワーの要る仕事なのです。

 

では、どの国であれば働き口がみつかりやすいのでしょうか?

 

日本人や日系企業の多い国や地域は日本人スタッフの需要が高く、求人情報が多いと言えます。具体的には、経済成長中であり日系企業も多い中国などです。
また、IT・日本料理・医療など特別な技術のある人材はどの国でも需要が高いです。語学力に加えて何か技術があれば、とても有利だと言えるでしょう。

英語圏じゃなくても英語ができないといけないの?

海外で生活するわけですから、当然その国の言葉ができることは必須。英語圏で求人情報を探すのであれば、高度な英語力が必要になるでしょう。


また、非英語圏に就職する場合も、英語は使えるに越したことはありません。非英語圏でも、求人情報に含まれる募集要項に一定の英語力を求めている企業もあるのです。

 

「外国人の前では石になる」と皮肉を言われて久しい日本人。一方、中国などの非英語圏の方たちは英語ででも積極的にコミュニケーションを取ろうとします。現地の英会話教室のグループレッスンに入ると、気合を入れて行かないとどんどん喋るチャンスを奪われてしまうくらいなのです。

 

もちろん文法の間違いなどはあるでしょう。発音も訛っています。しかし、英語でのコミュニケーション能力は優れている方が多いです。よって、非英語圏でも英語はある程度使えるのが当たり前とされているのです。英語は万国共通語なので、「常識」だと思って勉強しておいたほうがベター。そして、働く国が英語圏・非英語圏に関わらず、間違いを恐れずコミュニケーションを積極的に取ろうとする姿勢が大切です。

 

それでは、海外での求人情報を探すにはどのような方法があるのでしょうか?海外では日本人向けのフリーペーパーで、日本人の求人情報を掲載していることがあります。現地の転職エージェントに相談する方法もありますが、これらは全て海外の現地にいないとできない方法ですね。

 

ウェブサイトでの情報収集は、日本にいながらにして海外の求人情報ができるのでとても便利です。Working Abroadでは海外の求人情報を多数掲載しているので、働いてみたい国があれば一度検索してみては如何でしょうか?色々夢が広がりそうですね。

英語圏じゃなくても英語ができないといけないの?
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