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タカシの外資系物語

COLOR ME ○○○!2014.10.07

外資系は “ラン” だらけ?!

 

「目的の電車に間に合わん!!!」

 

コンコースの人ごみを颯爽とかわし、エスカレーターなど目もくれずに階段を3段抜かしでトンットンットン、発車間際の電車に余裕でセーフ! ← あ、これ、あくまでも30代までのイメージ。既に40代半ばの私には・・・、無理、無理、絶対無理! しかし先日、一体何を思ったのか、ギリギリの電車に飛び乗ろうと、上記のイメージでホームへの階段を駆け上りました。

 

「うっ! やばい!!」

 

突然、太ももに乳酸がたまって足が動かなくなり、挙句の果てには、右足首捻挫したわぁーー(T-T) で、周りの人に助けられながらホームまで上がり、ベンチに座ったら動けなくなって、電車3本ほど乗り過ごしたわぁーーー(T-T)(T-T) ハァハァハァ・・・ 普段から鍛えていないと、こうなるのも必然なわけで。たまーにジムに行っても、苦しい有酸素運動を避けて、ちょろちょろっとマシンの重量挙げでお茶を濁し、あとはサウナか岩盤浴で鍛えたつもりになっているからダメなんですな。ま、自業自得・・・ 
やはり、“走る” という行為を習慣化するためには、室内でベルトの上を走っているようではダメなのでしょう。自分の足で地面を蹴って、目まぐるしく変わる景色を “楽しむ” という要素が必要なのだと思います。

 

そのことと直接的に関係があるかどうかはわかりませんが、外資系企業では、頻繁に 「なんちゃら ラン(RUN)」 といったイベントを実施します。寄付金集めを目的とした、チャリティ・ラン。ま、これはそのままですから、いいとして・・・。森林のゴミ拾いを目的とした、フォレスト・ラン。海岸のゴミ拾いなら、シーサイド・ラン。水谷豊の奥さんは、伊藤ラン。 って、全然面白くないですが(私も “親父” になったもんだ・・・しみじみ)、とにかく 「ラン(RUN)」に引っ掛けたイベントがやたら多い。おそらく、企業の社会的責任、いわゆるCSR(Corporate Social Responsibility)を、社員全員が受け止め、楽しく実践するためには、「ラン(RUN)」に絡めるのが一番だという発想が、特に米国人には強いように思います。

 

かくいう私も、毎回とはいきませんが、チャリティ・ランには参加するようにしています。都内の公園を、10kmとか5kmとかいくつかのコースに分け、また、それなりに真剣に走る組とファミリーで散歩がてらに歩く組に分けて、休日に実施されます。参加企業は複数の外資系企業で、走り終わった後はバーベキューをしてワイワイ騒ぐ。参加費は結構高いのですが、チャリティですから、納得もいく。社内旅行や飲み会がない分、このようなイベントを通して、社内での懇親のみならず、社外との人脈作りにも一役かっているというわけです。

“COLOR ME ○○○!” って、何?!

先日、家族であるイベントに参加してきました。会社とは全く関係がないのですが、これも 「ラン(RUN)」 つながり。その名も、“COLOR ME ○○○!” というイベント。“COLOR ME” というのは、“私に色をつけて(染めて)!” という意味ですね。では、○○○には、どんな単語が入るでしょうか?

 

正解は、RAD ! 

 

RADICALの短縮形です。元来、RADICALには 「急進的・革新的」といった意味があり、ビジネスの現場でも、しばしば使われることがあります(実際に私も、提出した企画書に対してボスから、「Takashi, it’s so bored. Be radical !」(タカシ、面白くないよ、もっと革新的にして!)と言われたことがあります)。 
このRADICALを短縮形にして、RADとすると、スラング的な要素が入って、「すごくカッコいい、いかした」というニュアンスになります。COOLよりもっと先鋭的な感じ。つまり、“COLOR ME RAD” というのは、「私に超カッコよく色をつけて!」という意味になります。

 

では、どうして 「ラン(RUN)」 のイベントなのに、COLORが出てくるのでしょうか? それは、ランの途中で、様々な色のパウダーが撒かれ、ランナーの顔や体がみるみるうちに虹色に変わっていくからなのです。先ごろ発売された、木村カエラさんのアルバム 『10years』 のジャケット写真、まさにあんな感じです(詳細は、“COLOR ME RAD” のサイトをご参照ください! )

 

「体めちゃくちゃに塗られて、何が楽しいねん!」 と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。参加しておいて言うのも何ですが、私も当初はそう思っていました。そもそも、知人に誘われて、嫌々とは言いませんが、かなり疑心暗鬼で参加したのは確かです。でも、いざ参加してみると、ホントに楽しかった! 童心に帰って、真っ白な気持ちになれた!! まだまだ、何かできるって、そんなモチベーションが湧いてきた!!! 人間というのは、本当に不思議なもんです。何万人の大人が、こんなことで大騒ぎして、笑い転げているのですから。

 

うちの奥さんいわく、「泥んこ遊び、鬼ごっこ、枕投げ・・・ 日常に疲れた大人たちの心は、純粋な子供の頃の思いを欲しているのよ・・・」 mmm、これってビジネスになるんじゃ・・・、いやいや、今日はそういう話はなしということで・・・。でも、ホントにおススメですよ!

楽しい “COLOR” で、地球をいっぱいにしよう!

“COLOR” には、いろいろな意味が含まれています。直接的に肌の色(人種・民族)だけでなく、性差、思想、宗教、文化、感情、生死、戦争、爆弾、血、そして自然。 今、私のデスクの隣には、黒人のマネージャーが座っています。右斜め後ろには、中国人の女性。その後ろは、インド人の男性。おっと、私のボスである、白人のケリーからメールが来ました。 

 

「クライアント○○に対する、提案結果を至急報告すること」

 

はいはい、わかりましたよ・・・ いやはや、憂鬱。ブルー(blue)な気分です・・・

 


“COLOR ME RAD” どんなに拙くても、その可能性は無限大。どんなに年老いても、まだまだ色々なことができる。

 

“COLOR ME RAD” 一方で、かの国では、少年兵が銃を持ち、同じ年頃の少年を殺していく。

 

“COLOR ME RAD” これが悲痛な叫びとならぬよう、地球全体が手を取り合える日が来るよう、小さなことから始め、継続していきたい。

 

“COLOR ME RAD” あなたは、どんな色に染まりたいですか? 愛するだれかを、どんな色に染めてあげたいですか?

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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