履歴書作成 初級編

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スカウトされる履歴書作成 〜最短でつくるオンライン履歴書〜

いざ履歴書を書こうと思うと、どこから手をつけていいか考えこんでしまう人も多いかと思います。スカウトを受ける事を目的とした履歴書ならば、最終的に企業に提出するような完璧な物でなくてもかまいません。企業のスカウト方法を理解して、スカウトされるのに必要な情報だけを用意すればいいのです。

履歴書作成 初級者編

採用担当者のスカウト方法

企業のスカウト方法を知る

企業がスカウト対象を探す方法として2通りあります。
1つは必要な経験、業務などのキーワードを入力して、検索にヒットした履歴書を閲覧し、詳しい内容を見て、募集している求人情報にマッチした場合に、スカウトメールを送るケースです。
もう1つはスキルや資格などのチェック項目を元に検索するケースです。どちらの場合もまずは企業の検索にヒットする事が大事です。

検索にヒットするキーワード

企業の採用担当者は、募集広告に記載したキーワードを元に登録された履歴書を検索します。まずはこのキーワードが履歴書にかかれているかが第一のポイントになります。自分の言葉ではなく、企業が募集要項などで使う単語を使う必要があります。そして、検索にヒットした履歴書を見ていきますが、通常の応募された履歴書を見るのとは異なり、不特定多数の履歴書を対象にしていますので、短時間であなたの経験と職歴を理解してもらう事が重要です。そこで考えたいのがサマリーの充実です。

最短でスカウト用の履歴書作成

1 会社名・部署名・在籍期間など簡単な部分からまず書く

まず始めに、考えないで書ける部分から書きます。会社名、部署名、役職(タイトル)、在籍期間などを書き込んで全体の完成率を高めましょう。会社名を公表したくない場合は、会社の概要を書くこともできます。その場合、どのような事業を行っている会社なのか、どの程度の事業規模で社員数はどれぐらいなのか、分かる内容にしましょう。部署名も同様に伏せる事はできます。

たとえば…
某外資系専門商社 2004年10月〜現在

事業内容:PC及びネットワーク機器の販売・システム開発・導入・保守
規模:社員数1,000名 資本金 1億円
役職:営業グループ リーダー 正社員

POINT
タイトル(役職)は仕事の責任範囲を把握するために必要です。
2 サマリーにあなたの強みを書く

採用担当者の一番の関心は、あなたがどのような事をしてきたのか、どのような事ができるのか、です。サマリーでは行ってきた仕事の要約を書きますが、行ってきた仕事の羅列ではなく、一番アピールできる、強みのある部分を書く必要があります。また仕事の責任度の高いものから書いていきます。

たとえば…

本社(東京)にて、営業グループのリーダー(グループ5名)として、主にIT・金融などの外資系企業に対して、システムのコンサルティング及びネットワーク・PC機器の販売を行う。お客様の要望・ニーズを把握し、最適なコンサルティングを提供してきました。

主な業務内容

・外資系企業に対するシステムコンサルティング
・ネットワーク及びPC機器の販売
・販売管理システムの構築
・新規顧客の開拓 飛び込み
・代理店営業 新規代理店開拓、既存代理店のサポート
・インターネット回線、セキュリティ環境の構築
・グループ5名の管理 数値目標管理、教育

POINT
履歴書をきちんと読んでもらい、あなたの能力を理解してもらう事を期待してはいけません。サマリーであなたが何が出来るのかを伝える(アピール)必要があります。
3 時系列であなたの職歴を書く

サマリーでまとめたあなたの強みの部分を中心に、今までしてきた事を時系列で書きます。ここでは、サマリーでまとめたあなたの経歴の裏付けとなるような事を中心に書いていくと説得力が増します。企業からの検索にヒットさせる事を考え、募集要項に掲載されているキーワードを使いながら、過去の実績や仕事を書いていきます。

たとえば…
職務経歴

2004年10月:入社 営業1課にリーダーとして配属
2005年3月:新規販売代理店を3社獲得 売上目標達成 対目標数値110%

POINT
具体的な成果、数字などを盛り込む事によって、あなたが行ってきた事がイメージしやすくなります
4 必要に応じ、アピールできる内容を追加する

自分の仕事の取り組み方など、自己アピールを追加しましょう。
営業であれば、クライアントの種類や、売上の実績などを追加します。

たとえば…
自己PR

これまで法人企業に対し、コンピューターシステムに関する問題解決を行ってきました。お客様の問題点をヒアリングし、自分で分析して、最適で最新の提案を行ってきました。常に最新事例、最新技術の習得をかかさず、提案力を磨いています。

表彰:2005年3月 売上達成により事業部長賞受賞

POINT
具体的な成果、数字などを盛り込む事によって、あなたが行ってきた事がイメージしやすくなります
5 スカウトを受けた後、正式な履歴書を用意する

企業がスカウトを行い、候補者が応じた場合、正式な履歴書の提出を求められるケースがほとんどです。Web上の履歴書はあくまでスカウト用の履歴書と割り切り、Wordなどで正式な履歴書の完成を目指しましょう。完成後、こまめに更新を行いつつ、スカウトを受けた時点で本腰をいれて、履歴書を作成しましょう。また人材紹介会社からのスカウトメールの場合は、実際にコンサルタントと会って、募集内容を確認してから履歴書作成することをおすすめします。その際にコンサルタントから履歴書についてのアドバイスを受ける事も出来ます。

POINT
履歴書作成のテクニックとして、企業の募集要項に合わせて履歴書を変更します。求められている能力や経験が明らかな場合、その点について十分にアピールする履歴書を作ります。