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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

ハッタリ力に自信ありますか?2017.11.28


元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。自分をPRする力に自信はありますか? 英語圏で最も重要なスキルが足りないシーンを見かけたので、今日のテーマとします。

 

最近、公の場で英語でプレゼンテーションする方々を拝見する機会がありました。主催するグローバル人材塾・世人(せじん)塾™の卒業生がスピーカーの一人だったので、応援に行きました。散々実践した英語でのプレゼンテーションを公にご披露する舞台が回ってきたのです。持ち時間は7分。

 

スピーカーの関係者ということで、控室にも入れてもらえて卒業生とおしゃべりしていたのですが、他の方々が熱心にリハーサルをされる様子も拝見できました。緊張感漂う控室で、本番前だから当たり前のような、こんなに緊張していて大丈夫かなという感想も抱きました。

 

スピーカーは日本人が3人、日系三世のブラジル人、ペルー人、オーストラリア人、全部で6名でした。全員に共通して素晴らしかったのは、スライドの文字量でした。通常、説明文、つまりは文字ばかりが並ぶスライドになることが多いのですが、写真や見出しキーワードだけのスライドで見やすく、インパクトがある方々ばかりでした。

 

スピーカーによってバラツキがあったのは、緊張しているのを抑えられるかどうかです。あがりすぎて、頭が真っ白になられたのか、完全に途中で止まってしまう方が2名もいらして、正直びっくりしました。(注:世人塾卒業生ではありません) シナリオを完全に作りそれを覚え込んだ場合のよくある落とし穴にはまってしまったのかもしれません。自分が作ったシナリオに固執しすぎて、それが飛んでしまった時アドリブが効かないのです。

 

70名の聴衆を前に最低限必要なのは、自信ありげに振る舞うことです。シナリオは飛んだってよし。なんとか繋げてよどみなく前に進めることが最も重要です。これは日本語でも同じですね。スピーチしている方が、突然止まってその時間が長引いた時の、場の緊張感・白け感を思い出してください。とにかく何かを話すこと、「あーシナリオ飛んじゃった」と思ったら、切り替えて用意していなかった内容でもとにかく話すことが重要です。

 

英語圏は、「できる人かどうか」を判断するのが早いです。「今日はたまたま調子が悪かったのかもしれない」とあたたかく見守ってくれる文化ではありません。ホフステードの異文化6次元モデルでいうと、「長期的vs短期的視野」の軸で明らかに短期的なのが英語圏の特徴なので、今回の出来で全てが憶測され判断されてしまうのです。ハッタリなんて言うと、謙虚を美徳とする日本人の受けは悪そうですが、「できる人間」に見せるために英語圏では必要な力です。

 

プレゼンテーションをする時のリハーサルの仕方には2通りあります。まずは、フィーリング重視の場合、とりあえず何を話すのかの見出しを書き出して、ロジカルになるように並べ替え、”Good Afternoon.  My name is Micky Suzuki.”と話し始めて、時間を調整したり、自分の唇と相性の悪い英単語を差し替えたりする方法。もう一つはデータ重視の場合、シナリオを一通り書き出して読むところから始めて、シナリオを手に持たないで話せる状態に持って行くやり方です。

 

後者の場合、緊張しすぎてシナリオが飛んだ場合、前に進めなくなる可能性が高いので、シナリオ通りでなくても大丈夫と自分に言い聞かせることが必須です。シナリオにこだわりすぎるリハーサルを、たくさん重ねないことも大切です。シナリオに依存し過ぎない状況を作っておかないと、リスク回避できないからです。

 

まとめますと、英語圏では自信ありげに見えること、多少ハッタリでも堂々としていることが非常に重要です。英語でのプレゼンテーションでは、まずは自信ありげに聴衆の前に立ち、プレッシャーに負けない強い心で、とにかく途中で止まるようなことは避けましょう。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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