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鈴木美加子のグローバル人材塾

転職するにあたり、自分の強みと弱み 棚卸しできてますか?2015.03.10

 

最近の個別キャリアカウンセリングの傾向なのですが、「キャリアの方向性がわからなくなった」とおっしゃる方ほど、「ご自分の強みを3つ挙げてください」とのお願いに答えられないことが多いです。

 

新しい雇い主と面接して、自分をアピールしなければいけない方が、自分の強みを把握できていないようでは、まずいです。

 

面接で聞かれる可能性がかなりある質問ですし、その強みをどう職場で生かしたのか、突っ込まれてさらに聞かれる可能性も十分あります。

 

人事としては、初めて面接でお目にかかる方なので、ご本人がおっしゃっていることの真偽はともかく、どうお返事するかも見ています。

 

私の経験では、強みに関して嘘をつかれる方はいらっしゃらないので、まず鵜呑みにして大丈夫ですしね。

 

何となく思いつかない方は、紙にTの字を書き、左側に強み、右側に弱みを正直に書いてみてください。

 

一度書いたら、抜け漏れが無いかどうかを、まずご自分で確認して、両親、パートナー、長いおつきあいの友人など、あなたのことをよくわかっている人に見せてください。

 

自分のことは意外に客観的に見られなかったりしますので、大事な項目が抜けていたりします。

 

私自身も、人事部長経験者にも関わらず(笑)、起業する時にこれをやって、弟に抜けを指摘されました。

 

私が思わず忘れた強みは、「人脈の広さ」です。

 

自分で強みだと認識していなかったので、彼に指摘されてビックリしてしまいました。

 

時間があったら、人生の優先順位も考えてみるといいですね。

 

「最重要」・「重要」・「どちらとも言えない」「あまり重要ではない」「全く重要ではない」という見出しをポストイットでも使って、作ります。

 

本当は、「バリューかるた」があるとやりやすいのですが、とりあえずは、ご自分で書き込んでいってみてください。

 

ここでのコツは、正直に書くです。

 

最重要項目に、「お金」が入るなら、稼ぎの悪い職業には進んでもしょうがないことになります。

 

「時間の自由」が入るなら、会社員ではない道が良いのだろうかということになります。

 

現在、ご自分にとって重要なことを元に転職先・仕事内容を決めることが出来、どうでも良いと思っていることは判断する時に考慮しなくて済みます。

 

最後に、LUMINAというイギリス発のアセスメント・ツールを使えば、ほぼ完璧です。

 

ある人の強み・弱みが、驚くほどはっきり出るので、会社員に向いているのか起業家向きなのかとか、会社員なら、行くべき専門分野、絶対芽が出ない専門分野は何なのかなどが、一発でわかります。

 

もし、必要性があれば一度受けてみてくださいね。

 

一度受けたら、よほど環境が変わらない限り変化しないので、以降受ける必要はありません。

 

ご興味のある方は、こちらへ↓↓

http://atglobe.jp/personal_services/

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。

 

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