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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

管理職一年生 - 部下を注意できない(1)2015.06.02

 

昨年の7月から書き始めたこちらのコラムですが、先日担当の方からコラムの成績表?たるものをいただきまして・・・それが、なんともうれしいのって、3月のPV(ページビュー)数が2,000を突破したんです!横浜リサのコラムを読んでいただいているみなさん、本当にありがとうございます!この数字を見て、ますます頑張って書いて行こう!と思え、自身の励みになりました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

あれ?PV数って何?って思っている人もしかしています?もしかして?(一人で喜んでいる場合ではなかったか・・・??)PVとはテレビで言うなら視聴率ってやつみたいです。私の書いたコラムをどのくらいの人が読んでくれているかを表す指標です(って私も最近知ったんですけどね)。

 

思えば昨年の5月にUSJC-ACCJ が主催するウィメン・イン・ビジネス・サミットとやらで、パネリストをやらせていただいたのがきっかけでした(その時の様子はこちらをご覧ください)。そこで多くの方のスピーチを聞いているうちに、自分も進化するために何かやらなくては!と思い、「よ~し、コラム書いちゃうぞ~!」ってなったわけです(苦笑)。はい、横浜リサお得意の深く考えずとりあえずやってみよう。「やっちゃえばできるでしょう」精神丸出しです。

 

最初は何を書いていいかもわからないし、どう書いていいのかもわからない。PV数もお粗末なもの・・・・それでもDaijobの担当の方が言葉巧みに励ましてくれ、コラムのネタを一緒に考えてくれて、ここまで書き続けることができたわけです(ありがとう!)。本当にみなさんの協力があってこそ、ここまで進化できたと心から感謝しております。

 

いただいた成績表によると、2015年3月3日掲載の「出世したいのならー敵を減らそう(2)」は特に好評だったそうです。やっぱりみなさん、心の中ではどうやって出世できるのかは興味あるんだなぁ~って感じた次第です・・・これからも読者の方々の興味ある内容のコラムを提供できるように頑張りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。

 

ちょっと前書きが長くなりすぎましたね、ここから今日の本題、「管理職1年生―部下を注意できない」にいきたいと思います。

 

私の部下の一人にMさんがいます。Mさんは管理職ビギナーといったらよいのでしょうか、昨年管理職について、数人の部下をもつようになりました。管理職になってからは管理職ならではの悩みをいろいろと相談されます。そんな彼を今回のコラムのネタにしてみようと思います(Mさん、許してね・・・)

 

さて、今回の彼の悩みは彼の部下のAさんに関してでした。何やらAさんの勤務態度について注意すべきかどうか悩んでいるとのこと。

 

注意すればいいじゃないの?と心の中で思いながら、なんで悩むのかを聞いて見ました。すると、Mさん、

 

・注意をしたいが、注意したらモラルが下がってやる気を無くすのではないか?

・注意をしたいが、注意したら逆切れされてしまうのではないか?

 

などが気になっている様子。

 

は、は~ん。Mさん、そんな事を気にしていたのかぁ~。わかるなぁ~。私も管理職になりたての頃は、部下になんて言っていいかわからなかったもんなぁ~。でも場数を踏んでいくにつれて、こういう時にはこんなふうに言うっていうのがわかってきたんだよなぁ~。なんてつらつらと考えたりして・・・

 

そうはいっても、相手の事ばかり気にしていては、注意できないですよね?上司のお仕事の一つは部下の教育も含まれています。となれば、部下がよろしくないことをしていれば、当然注意して正してもらう必要がある。相手の気持ちばかり気にしていてはいけません。っていうか、そんなに気にしないでも大丈夫では?

 

自分だって上司に注意されたことってない?「こうした方がいい」、「ああした方がいい」など言われたり、「あのやり方はあまりよくなかったよね、それよりもこういったアプローチのほうがよかったんじゃない?」とか言われたことあるでしょう?その時モラルって下がりましたか?下がらなかったでしょう?

 

きっと、Aさんだって同じでしょう。言い方や言われる内容によるかもしれないけれど、Aさんが「ごもっとも」と思うことだったら、やる気を無くしたり逆切れしたりは無いでしょう。

 

ん?じゃぁもしかしてMさんが懸念している勤務態度ってそこまで懸念することではないのかも?Aさんが「ごもとっとも」って納得しないかも?って事かしら???とまた心の中で考えながら、Mさんが懸念しているAさんの勤務態度って何?と聞いてみました。

 

Mさんによると・・・

どうもAさんは体調が芳しくないのか、よくお休みをするそうです。お休みとまではいかなくても、会社に来ないで家から仕事をする日もしばしばあるとか。

 

確かにお休みが多いというのは、気になるポイントではあるなぁ。が、しかし、自宅勤務っていうのはそこまで問題に思えないけど、なぜ懸念?と更に質問してみると・・・

 

お休みする旨を、その日の朝に突然言ってくるので、スケジュールしていたミーティングなどをドタキャンする事がよくあるそう。更に、自宅勤務はしていても、席にいないので、他チームの人が質問をしたくても、できない事が多発しており、信頼関係を築けていない状態にあるそうな。

 

ん~ん、確かにこれでは勤務態度に懸念があるのはよ~くわかりました。いくら仕事をしているといっても、ミーティングのドタキャンやら質問したい時にいないようでは、周りに迷惑かけるし、評判も落としていることでしょう。これならAさんも納得してくれる内容でしょうよ。ならば、やはり一言いってあげるのが一番!

 

Mさん、「一言いってあげるべきですよ」と言ってみたけど、Mさんどうも乗り気じゃない・・・どうも注意をするというのはMさんの苦手分野みたいで、いつどのように注意をしたらよいのかがわからないし、何を言ったらいいのかわからないとのこと。

 

なるほどね、それで躊躇していたのね。それではどんなふうに注意をしたらいいのか、一言助言してあげたらいいのかを、教えて差し上げましょう。私からMさんへのアドバイスがどんなものだったのかは来週のコラムでお話しさせていただきますね。管理職ビギナーの方々、必読です。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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