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気になることをアンケート!外資系企業における服装&髪型のオキテ2014.05.08

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どんな服装をしている?外資系企業の社員にアンケートを実施!

 

外資系企業=自由な社風。

 

そんなイメージを持つ方は多いかもしれません。自由さに憧れて外資系の企業を目指す方もいるでしょう。外資系企業に入ったら、自分流のコーディネートや髪型でバリバリ働きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

ただし、注意が必要です。一口に「外資系企業」と言っても業種や職種によって、服装や髪形についてのルールは様々。イメージ通りに「全くの自由」という会社もあれば、日系の企業以上に細かくルールが定められている会社もあります。その幅の広さが外資系企業の特徴とも言えます。

 

そこで今回、国内の外資系企業に勤務している方々にアンケートを実施。会社の身だしなみについてのルールをはじめ、日系企業との違いなどの実態を聞いてみました。今回は調査から見えてきた服装や髪型のルールの傾向、職場にいる方でしか知りえない仰天エピソードなどをご紹介します。

服装や髪形は全くの自由?ルールの有無について質問!

まず始めに聞いたのは、「オフィス内に服装や髪型についての考え方や規定はありますか?」という質問。以下のような答えが集まりました。

 

・特にドレスコードはありません。一般的に無難な格好より少し個性的(髪型、服装)でも大丈夫です。(保険会社)

・雰囲気は非常に自由で、髪型も特に規定があるわけではなく各々自由な髪型で就業しています。服装も特別な規定はなく、自由にファッションを楽しんでいる感じです。(証券会社)

・私服での仕事でしたので、特に規制はありませんでした。(外資系メーカー内システム部門)

 

と、やはり自由な服装や髪形を楽しめるという回答が続きます。一方で、こんな回答も。

 

信用第一の堅い職種のためラフな服装・髪型は認められません。コンプライアンスの一環としても「清潔感」が決められており、男子はスーツ・ネクタイ・短髪、色は黒、ひげ不可。女子も同じでスーツ・長い髪はまとめる、爪の長さなど細かく指定。色はほぼ黒と決まりがあります。(医薬品製造・販売)

 

また、「スマートカジュアルというドレスコードが定められていました」(外資系法律事務所)という意見も。スマートカジュアルとは、あまりカジュアル過ぎない、きれい目な格好という意味で、男性ならジャケットや襟の付いたシャツやチノパン、女性ならシャツやワンピースやスカートといった格好が一般的です。

一年中着物?外資系ならではのびっくりエピソードとは

続いての質問は、「外資系ならではだな、と感じた服装や髪型の具体例は?」というもの。思わずびっくりしてしまうようなユニークな服装の人も、職場にたくさんいることがわかりました。

 

・日本人男性で、一年中着物を着ている男性。出張先でもずっと着物でした。またこれも日本人ですが長髪が腰まである人がいました。(コンピューターソフトウェア)

・アロハに近いレベルの派手なシャツのおじさまや、常に皮のパンツの男性がいました。(外資系メーカー内システム部門)

・オシャレな人はピカピカの黄緑色のブレザーや、真っ赤なスニーカーで出勤してくるので見ていて楽しいです。(情報通信業)

 

中には、「全身タトゥーの入った女性の店長がいた」(化粧品販売)という自由過ぎる?方がいる職場も。また、「ハロウィンにはピカチュウや、クマ、トラなどの被り物で飾りつけながら仕事をしたりする遊び心があるのが外資系らしいと思います」(証券会社)という意見や「新年初出勤時は振り袖を着よう!ともりあがっている外国籍女子がいました」(外資系メーカー内システム部門)、「クリスマスにはクリスマスの模様や形のおしゃれなカフスをしていた」(外資系法律事務所)という回答のように、季節ごとのイベントを尊重する傾向も見受けられました。

まとめ ~ファッションを貪欲に楽しむ姿勢は外資系ならでは?~

アンケートを実施した結果、外資系企業では服装や髪形において比較的自由度が高いものの、職種や業種によっては日系企業以上にルールが厳しい会社も多くあることがわかりました。

 

また、自由な服装や髪形を謳歌する人はもちろん、ドレスコードがある中でもカフスなどさりげない部分で個性をアピールする人がいるなど、全般を通してファッションを楽しもうとする貪欲な姿勢が見られるのは外資系企業特有と言えるかもしれません。ファッションを積極的に楽しむことが、職場内コミュニケーションの一手段となっているケースも少なくないのですね。

 

もしあなたが外資系企業に入ることになった場合、入社前にできるだけ現役の社員と接触する機会を設け、その会社のルールやおおよその傾向はしっかり掴んでおいた方がいいでしょう。そのうえで、自分流のファッションを楽しむようにしてみてはいかがでしょうか。

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