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海外勤務の機会が多い業界と企業を選ぶポイント2014.06.19

海外勤務の機会が多い業界と企業を選ぶポイント

海外で仕事がしたい。日本以外の土地で経験を積みたいと考える人は多く、昨今のグローバル化により海外勤務を採用する企業・希望する人が増えきています。それを実現する為の選択肢として、“外資系企業に入るor海外勤務のある日系企業に入る”が挙げられます。ここでは後者の方に焦点を当て、海外勤務の機会が多い業界と選ぶ際のポイントをご紹介します。

海外勤務の機会が多い業界と企業を選ぶポイント
具体的な業界事例と選ぶポイント

島国である日本は、国内市場だけでなく世界でビジネス展開していくことを余儀なくされています。多くの日本企業が海外に成長市場を求めている今、大企業のみならず中小企業においても海外と関わる仕事が多く見つけられるでしょう。それでは、国外取引が多く海外展開が盛んになっている業種を具体的にご紹介していきます。

 

・商社、流通、製造系
まず、グローバル化に伴い、モノ作りの現場にも大きな雇用変化が生まれたことで大きな影響を受けているのが、<商社、流通、製造系>です。

 

これらの業種は、海外との取引が不可欠であり、海外商品の買付けや国内商品の販売を目的とした出張や駐在が多く見られるため、そういった求人が多く見つけられるでしょう。近年、製造の拠点を日本国外に求める流れが著しいため、現地に設立した部門に派遣されるケースも多いのが特徴です。資材調達から現地企業との交渉まで、一連の流れに関わる業種です。

 

・マーケティング、リサーチ系
モノ作り・販売がグローバル化したことにより、必然的に需要が増えたのが<マーケティング、リサーチ系>です。
 海外市場の開拓を進める企業に欠かせないのが、市場調査。その為メーカーや商社の海外進出が盛んになることに伴い、海外マーケット調査・ニーズ把握を行うマーケティング会社やリサーチ会社はニーズが高くなっています。オンタイムで市場動向を追う為に海外赴任するケースが多く見られます。

 

・システム系
そしてもう1つ、グローバル化と共にIT化が急促進したことで一気に海外勤務が多くなったのが<システム系>。前項でモノ作りのグローバル化について触れましたが、企業の海外進出に合わせたシステム構築の需要が急速に増えています。

 

メーカーや現地工場にシステム提供をする為に海外赴任をするケースは非常に多く、海外マーケット開拓のためのITコンサルタントやソフトウェア開発、システム保守・運営を求められるエンジニアなど、海外駐在員を増やして展開速度を上げる動きが見られているのです。

 

・サービス業
また近年では飲食や小売などの<サービス業>の海外展開も著しく、店舗の海外進出や商品企画の分野においても現地駐在の傾向が多く見られ、海外勤務の可能性が広がってきていると言えます。現地法人と協力しながら各国に合わせたメニューや商品の新開発、おもてなしと誉れ高い日本流の良質なサービス提供の為、現地法人には必ず駐在員を置き従業員の教育を任されることが多いでしょう。

 

また、単に商品の進出だけでなく経営理念や企業目標なども海外店舗に浸透させることは海外事業展開の大きな成功の鍵となっています。独自のノウハウを蓄積して強みを生かすことで、アジアに留まらず世界のグローバルチェーンとしての確立も視野に入れているのです。

 

これまでに様々な業界を挙げましたが、あなたの希望する海外勤務を叶えるためには企業の選び方も重要となります。ポイントは2つ。

 

○海外事業に積極的であるか
判断材料としては、その企業の海外売上比率を見ること。
比率が高いか?伸び率はよいか?など、その企業が海外展開にどの程度意欲的かを知ることが出来るでしょう。

 

○会社の規模感はどうか
大企業は海外進出の機会も多く、ノウハウや基盤も整っているかもしれません。ですが社員数の多い企業では、競争率も高く他の人材が優先されて機会を逃す可能性があります。
逆に小規模企業でれば大企業に比べて物理的に社員数が少ない為、自分の海外赴任の確率は高くなるでしょう。実績を作り上げて行く意欲があれば、大きな期待を持って海外勤務を依頼してくれる可能性があるのです。

まとめ

これまで挙げたように多くの業界で海外進出の傾向がみられるため、あなたが世界で仕事がしたいと思うのであれば選択肢は十分にあると言えます。時代は変わり、大手の商社や貿易関連の企業に就職するだけが海外勤務を叶える場所では無くなっています。グローバル化・IT化が進み続けている現代では、特定の企業に絞ることなく多岐に渡る業界の中から海外勤務の可能性を見付けることが出来きるでしょう。

 

また、実際に海外で生活するということは、大きな難題やストレスと向き合うことでもあります。真剣に海外勤務を目指しているのであれば、意欲や体力があるうちに挑戦することをおすすめします。

 

海外展開の波が来ている業界を見極め、将来的にどのように海外と関わっていきたいのかを見据えた上で業種・企業を選んで行きましょう。

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